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コブラ植物

まだ病んでます。
一時的に回復したんですが、また不整脈やら突然呼吸困難になって失神といった症状が復活してきました。
薬(向精神薬)の副作用で頭がボーっとしたり、手が震えたりします。
手の震えはかなりキてます。老人並です。
写真を撮るときの手ブレ率が半端じゃありません。
連写モードで10枚ほど連写して成功が1枚といった状況です。
ディジタルカメラで非常に助かっています。
失敗ショットは削除ボタンで消すだけですからね。
フィルムカメラで同じ事をすると現像代で破産間違い無しです。



コブラ襲来
「コブラ」と聞いて―――
毒蛇を思い浮かべる人は正常です。
男のリトマス試験紙を思い浮かべる人はTV東京ファンです。
ロシアの戦闘機を思い浮かべる人はヒコーキ野郎です。
シルベスター・スタローンを思い浮かべる人は猛毒刑事です。

でももっとヤバいのが居るんです。
[img1]
↑コレです

その名も「マムシグサ」
サトイモ科の多年草です。

妖しいです。
とにかく妖しいです。
真ん中のコブラヘッド部分が最高に妖しいです。
多分、命名した時代にはコブラがまだ日本に紹介されていなかったのでしょう。
どう見てもコブラです。
名前の由来はまだら模様の偽茎(茎のように見えるが、茎ではなく葉柄)から来ているそうです。

しかもこの植物、デカいです。
[img2]

この個体は80cm近い大きさです。
デカいので、マクロレンズだと全体を撮るのがキビしいが故に広角レンズを買いました。

コブラ植物は下草の少ない雑木林に生えています。
公園の木が植えてあるスペースなんかにも生えています。
意外と身近な植物です。

私はこの妖艶な姿に魅了されてしまいました。
「世界で一番美しい花は何だ」と聞かれたら「マムシグサ」と答えますね。
他の花には無い洗練された造形美があります。



コブラ植物の成長

いきなり地面からタケノコの様に生えてきます。
[img3]
ネマガリダケのタケノコと間違えて食わないでください。
毒草です。死ぬかもしれません。

タケノコの先が割れて、御本尊が出てきます。
かなり不気味です。
エイリアンの触手っぽいです
[img4]

そしてコブラ植物化します。
[img5]

↓これはコブラ植物の花が咲かないタイプの物です。
多年草なので初年は花を咲かせずに葉を展開させるだけなのかもしれません。
小さな草ですが、偽茎のマダラ模様が立派にコブラ植物である事を主張しています。
[img6]