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自由の探求

私はイカの訓練士です。
イカの訓練士というのは非常に多忙な職業です。
サービス残業というのは法律で禁止されているそうですが
残業手当の支給無しに何百時間という残業を行わせる企業は普通にあります。
(私が以前勤務していた企業がそうでした)
法の力など無力な物です。

government of the government
by the government
for the government

労働基準法など所詮は役人の役人による役人の為の法律です。

法律とは人民から自由を奪い束縛するための物です。
では自由とは何なのでしょう。

まず、自由を"好き放題"という言葉を使って解釈します。
好き放題とは風の向くまま気の向くまま、インスピレーションに任せて行動する事だと考えます。
このWebページなどは典型的な例だと思います。



好き放題

では好き放題をやるとどうなるか?

あるシチュエーションを挙げてみましょう。

貴方は今、駅の券売機の前に並んでいます。
券売機は満員御礼、長時間長い行列に並ばされています。
やっと自分の番が来そうです。
貴方は満を持して財布を取り出します。
と、そこで予想外の非常事態が発生しました。
貴方の背後に並んでいた中年の女性が貴方を押しのけて券売機にコインを投入したのです。

先日、新宿駅で私が遭遇した事態です。

このシチュエーションを例として解釈してみましょう。

長時間の待ちの後、貴方は他人に強制的に待ち時間を延長されました。
まず人間心理として苛立ちが発生します。

苛立ったらどうなるでしょう?

動物的な本能は貴方にこう命令するでしょう

"即刻、中年女性を殺害せよ"

ですが、人間的な知識がその本能にストップを掛けます。

"殺害すればそれ相応の罰を受ける事になる"

これが社会一般に言う所の"常識"です。
私は常識を備えていましたが、
キレるという表現の元、教師を殺害したあの中学生にはその"常識"が備わっていなかったのでしょう。

しかし、私の苛立ちは冷めません。
という事で私は中年女性に罵声を浴びせます。

"オメー、みんな順番守って並んでんだよ。腐った行動してんじゃねぇぞ!"

彼女は物凄い形相で私を睨むと無言でその場を立ち去りました。
恐らく、怒鳴られるというのは彼女にとって予想外の事態だったのでしょう。

この時点で2つの好き放題が発生しました。

1つは券売機に割り込んでコインを投入した中年女性の行動。
2つ目は行列の中で罵声を上げた私の行動です。

双方共に非常識極まり無い行動です。

屋外で好き放題を行うと、この非常識が必ず発生すると私は考えています。

では、"法の力"が無かったらどんな事態になったでしょうか?

間違いなく私は中年女性に殺害されていたでしょう。
何故なら私は彼女の切符購入行動を妨げる不快極まりない存在だったからです。

駅だけではありませんね。
好き放題が許されれば街中のあらゆる場所に死体が転がります。
ビルのエレベータホールで畑を耕し、野菜を栽培する人も出てくるでしょう。

だからこそ人類には規則の束縛と自由の制限が必要なのです。



自由の縛り

自由という言葉を大々的に使用している団体があります。
かのRichard Stallman率いるFree Software Foundation (FSF)です。

GPLという自由を守るための厳しいライセンス規定の元、数多くの優秀なソフトウエアが配布されています。
GNU一般公衆利用許諾契約書を参照すれば判りますが
成果物の改変、再配布、ライセンスの行使に関して非常に厳しい制限が課せられています。

私はGNU否定派ではありませんが、ここに自由の難しさを垣間見る事が出来ます。
自由というのは無形の物であり、文面や規定で定める事が非常に困難なのです。

"規定"という言葉を使いましたが"規定"というのは自由に対する束縛であり"自由"のカテゴリに入れるべきではないでしょう。
これを追求すると文字通り"卵が先か、鶏が先か"の論争になってしまいますので、
ここで私の主観を述べます。

私の考える自由とは"好き放題"の事であり、規定など存在してはなりません。
自由を行使可能にしたいソフトウエアを配布するならライセンス条文など添付すべきでは無いでしょう。

ですが、ここに自由の落とし穴があります。
配布する側が"好き放題"ならば使用する側も"好き放題"になります。

仮に貴方が機械制御の処理系をwebページで公開していたと仮定しましょう。、
貴方の処理系を使ってとある国が核ミサイルの制御システムを勝手に組んでしまいました。
思わぬバグを抱えた貴方の処理系を使用して組まれたシステムは誤作動を起こし一国を破滅させてしまいました。

当然の事ながら貴方の処理系に検証のメスが入ります
貴方の処理系には責任放棄や使用に関する制限が何も記載されていませんでした。
この時点で貴方に責任を追及するチャンスが発生します。
当然の事ながら、軍事目的での転用を禁止した条文はありませんので貴方に言い逃れのチャンスは残されていません。

ここでGPLの強みが出てきます。
大々的に責任の放棄を宣言しているのでこの心配は無いでしょう。

但しここで一つ私の中に懸念事項があります。

日本では創作物を作り上げた瞬間に著作権が発生します。
日本の法律で責任放棄という行為が果たして可能なのか、疑問が残ります。



義務教育という洗脳

冒頭の方で"本能"を交えて好き勝手について語りました。
では本能というのは何なのでしょうか。

人間には大きな3つの欲があります。

一つは食欲。
一つは睡眠欲。
一つは性欲。

飯を喰わなければ栄養失調で死んでしまいます。
寝なければ疲労で抵抗力が低下し、死んでしまいます。
セックスをせねば子孫は繁栄せず、人類は滅亡してしまいます。

これが野生の本能です。
人間とは言っても特別な存在ではありません。
要はサルの一種、単なる野生動物です。
(余談ですがこの事を中学生の時、某宗教を信奉している教師に説いたら殴られました)

但し人間は成長過程である種の洗脳を受けて本能を奪われます。
その洗脳とは"義務教育"です。


食事は朝昼晩の3回。
どんなに眠くとも昼間は寝てはなりません。
若年でのセックスは卑猥で悪い行為です。


この3つの否定の上に公僕的概念を刷り込まれます。

権力には絶対服従しなさい。

義務教育課程は動物の3大欲を見事なまでに否定します。
この教義に逆らうと劣等生の汚名を着せられ義務教育社会では悪人扱いを受けます。

私自身が劣等生でしたので良く判りますが、
彼らは劣等生を服従させるために脅迫等あらゆる行為を駆使します。

ここを見ている貴方が学校教師ならば憤慨し、そして呆れている事でしょう。
ここを見ている貴方が学生ならば忠告しておきます。
"こんな人間にはなってはなりません"

この数字が印字された紙屑は非常にポジティブに私の性格を表しています。
音響機器風に言うところの単一指向性です。
要はやりたい事以外には一切興味を示さない、その代わりやりたい事は徹底的に遂行します。
こんな成績の人間が夏季休暇中に論文を書き、そして全国学生科学賞入選1等を受賞しました。

賞とは言っても所詮は権力の一端に過ぎません。
要は権力の力でターゲットを服従させる為の餌です。
犬や猫の調教に近い物があります。
表彰状の文面をよく見て下さい。

表彰状
             粉末殿

貴方は・・・・・

○○○理事長○○○


"殿"というのは目上の人間が目下の人間を褒め称える時に使う表現です。

これが何を意味するのか?

褒め称えられながらも権力者(表彰状の交付者)から見下されているのです。

表彰状を受け取っても喜ばない私に、教師はこう言いました「変わり者」と。

昔から私は表彰状の高飛車な表現が好きではありません。
役所関係の通知もそうです。必ず"○○殿"と表記されています。
実に高飛車ですね。
これを見て高飛車だと感じるならば、それは貴方に教育が行き届いていない証拠です。
日本の構造の中で優秀と認められる人間は権力に絶対服従せねばなりません。

話が意味不明な方向に進んでしまいましたので軌道修正したいと思います。

本能を抑止する為の義務教育と言いましたが、
その最たる物、それは避難訓練です。

こんな覚えは無いでしょうか?

校内にサイレンが鳴り響きます。
「地震発生」
アナウンスが流れ、生徒は全員机の下に隠れます。
地震の後、再度アナウンスが流れます。
「給食室から火災が発生」
"押さない、駆けない、しゃべらない"このスローガンの元
生徒は鼻をハンカチで覆いつつ廊下に整列し、点呼後に校庭へ向かって避難します。
校庭に生徒が整列し、表彰台に校長が現れこう言います。
「こんなに時間が掛かってしまった、そんな事では・・・・・」
長い長い説教の後、避難訓練は再度やり直しになります。

よくある避難訓練ですが、私はその無意味さ加減について糞餓鬼の頃から私は異論を唱えて来ました。

まず、非常事態が発生します。
身近な非常事態で考えてみましょう。

貴方が重量物を落としました
まず声を上げます、そして貴方は落下していく重量物に釘付けになります。
最後に重量物が貴方の足に命中し、貴方はあまりの痛さに床を転げ回るでしょう。

何故こんな事態になるのか?
人間は必ず自分が置かれている状況を判断するために動きを止めて周囲を観察します。
危険な車に気づいた時、何故か立ち止まってしまうのはこの為です。

次に声を上げて周囲に助けを求めます。
サルの仲間は群を作って生活する動物ですから至極当然の事です。

こうしている間に重量物は貴方の身に襲いかかります。

では学校で地震が起きたらどうなるでしょう?

予告も無しに地面が揺れ始めます。
天井から降り注ぐ蛍光灯、割れるガラス。
動物は本能的に自分より大きな物にしがみ付きます。
机の下などという閉所に隠れるような高度なアイデアは浮かびません。
物にしがみつきながら周囲の状況を把握し、絶叫しながら太陽を求めて全力で逃げます。
廊下に出ると給食室からの猛火が襲いかかります。
整列している場合ではありません。
そんな流暢な事では焼け死んでしまいます。
という事で再び屋外へ向かって全力で逃げます。もちろん絶叫しながら。
廊下の突き当たりで人間の大渋滞に出くわすでしょう。
突き当たりの非常口では鍵の掛かった扉を大人の体力に任せて一番に逃げた教師が必死で開けようとします。
しかし、パニックに陥った人間に小さな鍵のツマミを捻るなどという高度な動作が出来るはずがありません。

動物は危機的状況の中では本能で行動します。
ここで冷静に机の下に隠れ、整列点呼後に避難できるのは訓練を受けた軍人やMatrixのネオ位でしょう。



原始の記憶

手近に得られる自由
それは表現です。

人間は物を創造する能力を持っています。
創造は想像にも置き換える事ができますね。

人間はコンピュータを創造し、UNIXを創造し、そしてその上にX11を創造し、
世界で最も美しく洗練されたMotifツールキットを創造しました。
これらは全て社会活動をより快適に効率良くする為の現実的な道具です。

しかしながら、具現化するには少々無理がある物もあります。
物理的な困難を超えて具現化する為の行為、それが"想像"です。

貴方が男性ならば1度は見たことがあるでしょう。
無理があるセックスを画像上に展開するエロ漫画です。
見たことが無いのならばスポーツ新聞を見て下さい、必ず掲載されています。
普通の男女のセックスを描いた物から、幼女、老婆等を扱ったマニア向けまで
あらゆる嗜好の男性向けに多彩な漫画が出版されています。

どの漫画からもある共通点を見いだす事が出来ます。
乳房、尻、陰部が異常なまでに強調されているのです。
胸囲4メートル位の女性のイラストなどが普通に描かれています。(現実に居たら妖怪ですね)
単純に男性が最も興味をそそられる部位を強調しているのですが
これは太古の原人が残した壁画や彫像にも見ることが出来ます。
中には体の殆どの部位が尻と乳房で構成されているような彫像もありますね。
これが性欲という名の本能であり自由です。
エロ漫画というのは太古の原人が描いていた壁画や彫像の進化形にあると私は考えています。

エロ漫画は何も男性の為だけの物ではありません。
男同士の恋愛を描いた女性向けのエロ漫画である"やおい本"等がそうですね。
これは男である私には難しく理解に苦しむ物があるのですが、やおい好きの人に話を聞くと
"やおい本"と"ホモ漫画"は別物らしく、
中途半端な男同士の恋愛を描いた物が"やおい"
過激な性表現が含まれている物を"ホモ"と分類するようです。

私は幅広く物事を理解する努力を惜しまない人間ですが、どう見ても両者の違いを見いだす事は出来ませんでした。

さて、例題の"やおい"ですが
こちらも男性向けのエロ漫画と大差はありません。
要は性に対する欲望と理想の結晶ですが、自由な表現という面では男性向け以上に過激を極めます。
身の丈ほどもある陰茎や肛門と陰嚢の間に新たに増設された通称"やおい穴"、乳房のある"男"等、
太古の昔からの伝統を引きずった男性向けイラストとは違い、より現代的で斬新な表現が多く見受けられます。

胸囲4メートルの女性や新しい器官を持つ男性、これらは全て欲望という自由が生み出した表現です。

最近は法の力でこれらを取り締まろうという動きがありますが、
ネアンデルタール人の時代からの伝統であるこれら妄想の性表現を取り締まるというのは、
ある意味非人道的な事だと考えます。



最後に

ここまで述べた私の思想を基に、私の表現手法で表現を行ってみたいと思います。
テーマは"堂"です。

ズロ石はち味わしな半でょ走のが近相ら
実ズロのすん思はちス変動ずくい大るも
っのズロしなとかま帯す今がトな日らっ
らる崎ズロ成ゃは家すう分の頃まう原ん
に入かだズロあ早の剣れしデタのたりし
シ覚なに絵ズロカ書と御ベとだんてき走
靴いま美じラズロンっト家ル丸て出悲か
サばは小す被リズロすで自歩んさ趣わき
どあて身つた私ゃズロがンア堂とといに
ち母いだ見橋いな合ズロもパは成帯ルと
自のけえズま特て言んズロたボたバとさ
分枚にてら成うすぎまたズロをーとスの
も法いすよいて高なまま3ズロパシ世世
レま堂ッかンうしちるねデぃズロんルユ
御あるかプら苗っツきすま部しズロりィ
捨決がの説な目てのま家なたグえズロに
劔でか子かあイしそ屋たま決んわてズロ